かるがもが泳ぐ川面です。

最近は自治体の努力もあってめっきりきれいになった目黒川ですが、おかげで鯉やぼらなど多くの魚が毎日見られます。
舟入場は海水がさかのぼる終点の位置にあるので豊富な魚を求めて多くの鳥がやってきます。かるがも、かもめはもちろんですが、最近は鷺(さぎ)の仲間や鵜(う)なども多く見られます。
バードウオッチイングも楽しいものです。

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目黒川 舟入場
 昭和初期の友禅流し舟入場親水公園の川の資料館にある、昭和初期の舟入場の風景写真です。
当家の先々代の仕事振りが写っています。

戦後はどぶ川に成り果てた目黒川でしたが、それでも昭和30年代ごろまでは、現在の親水公園あたりに機屋(はたや:機織)があり、夜遅くまでパタンパタンという音が聞こえてきました。

上流から舟入場を見る。
右岸に親水公園、
左岸「さくらギャラリー」
 さくらギャラリーのあるこの場所は、私どもの祖父が京都での友禅染めの修行を終え、友禅流しに適した清廉な水流を求めて中目黒に移り住み作業場を構えた所です。
戦前はこの目黒川でも色とりどりの友禅が流され、その様子は一種の水辺の風物詩であった様です。
時代が変わって今、服飾デザインやクラフトデザインを志す若者が多く住む町になり、その創作活動の場がなぜかこの目黒川沿いに多いのは、この川の持つ不思議な力なのでしょうか。